Seed庵 by Seed Training の日記
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タイ修行~タイ古式マッサージ編
2013.05.03
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ボクの今回のタイ修行の一番の目的が、タイ古式マッサージ習得であったことは前回の記事『タイ修行に行ってきました』でお話しした通りです。
そこで今回は、ボクが修行したタイ古式マッサージとはどんなものなのか、ボク自身の体験といただいたテキスト類をもとに、少し書いてみようと思います。
タイ古式マッサージ(バンコク式)の特徴
ボクが今回教わったタイ古式マッサージは、
・ "セン"と呼ばれる、体内を流れるエネルギーラインへの指圧療法
・施術者のサポートを受けながら行う、体を曲げ、伸ばし、捻るストレッチ動作
からなる、バンコク式と呼ばれるマッサージスタイルでした。聴くところによると、これに対して後者のストレッチ動作をより掘り下げたものはチェンマイ式、と呼ばれるそうです。
タイ古式マッサージは、タイに古くから存在し、周辺の中国やインドの影響も受けながら独自に発展したタイ医学の一つとして、今日まで伝えられて来ました。
タイ古式マッサージの効果
ともあれ、ボクが学んだバンコク式のタイ古式マッサージは、上記に掲げた2点の施術方法を用いて体内のエネルギーの流れを刺激し、次のような効果を期待することができます。
・器官や腺の病気を整える効果
・体内の毒素を取り除く効果
・筋肉痛、筋疲労を和らげる効果
・体のコリ、頭痛等を軽減する効果
・関節の動きを回復する効果
・リラクゼーション効果
ボク自身も受講中、マッサージをするだけでなく受ける側にも何度もなりましたが、中医学のツボの位置に近い箇所への指圧やマッサージは、それぞれのツボに該当する器官に効きそうな感じがしましたし、ストレッチ動作も組み合わせると、何より体が軽くなって、リラックス効果抜群だと感じました。
ワット・ポー・TTMスクール
ところで、タイ古式マッサージを含むタイ医学に関する知識や情報の全ては、タイの王様の命令でバンコクのあるお寺に集められました。
それが、ワット・ポーです。
今日では、写真のような寝転んだ姿の涅槃仏で有名なワット・ポーですが、かつてタイ医学の中心地だったこともあり、現在でもタイ古式マッサージの分野で重要な役割を果たしています。
ボクがコースを受講させていただいた、ワット・ポー・タイ・トラディショナル・メディカルスクール(TTMスクール)がそれです。
今回は初級の5日間のタイ古式マッサージコースを受講させていただきましたが、その他にもフットマッサージやハーブボールを使ったマッサージのコース、更にはルーシーダットンのコースなども開講しているようです。
他のコースの様子はわかりませんが、ボクが受講したコースに関しては実技中心で、多くの先生方が片言でも日本語を話せることもあり、日本人の方でもそれほど身構えることなく、肩の力を抜いて参加していただけると思います。
タイ人、日本人以外にも様々な国から受講生が集まるので、英語がわかればより楽しく過ごせることは間違いありませんが(ボクの受講時は、日本人2名、ドイツ人、イタリア人の計4名のグループでした)。
コース修了後は修了証も交付されますので、ボクのようなヨガ/ピラティスインストラクターや、マッサージをはじめとしたサービス/ホスピタリティーの分野で既にお仕事をされている方は、スキルアップとしては非常にお手頃な留学なのでは、と思います。
というのが、ボクの今回の修行トリップで学んだタイ古式マッサージ、そして学んだ学校についての非常にザックリとしたレポートです。
マッサージに関しては、聞いたり読んだりするよりも、実際に受けていただくのが一番ですよね。
ということで、GW中も休みなしでやっておりますので、よろしければ是非ご利用くださいませ。